本来自分の見える範囲、手の届く範囲にしかないはずの世界。
いつからか自分が関与しない、まったくもって関係のない世界まで自分の世界だと勘違いを起こす輩が増えたように思う。
その最たる元凶となり得たのがメディアである。
情報操作、情報統制、報道規制、その上にしかないメディアである。
そもそもメディアというのはビジネスである。
ビジネスである以上、収益というものに強く固執しなければならない。
ということは、そのメディアが収益を得るための顧客に媚びなければならない。
つまり、その顧客の望む情報を与えようとするのは必然だし、それらからクレームの来るようなことはできないのだ。
大手メディアのテレビやラジオ、新聞や雑誌やSNS、最近では動画投稿サイト。
そのすべて、報道許可が出なければ報道はされないし、情報は公開されない。
どれが正しい、どれが正しくない、それらを決めるのは私たちだ。
だが、起きていることすべてを正確に教えてくれるわけではないのがメディアだ。
教科書や文献なんてのも同じである。
載せる情報を偉い人が確認、掲載許可されたもののみが書籍となる。
正しい情報や本当のことが、許可されなければそれらは葬り去られるのだ。
つまるところ本当のことや真実というのは自分で掴むしかない。
すべての情報を疑い、どの情報を信じるかを自分で決めるしかない。
他人の流した情報を鵜吞みにしていけば、洗脳と変わらない。
何を信じるか、何を疑うかを自分以外のナニカに委ねてはいけない。
まずは目に入った情報に対して本当か?という意識を持つこと。
何を信じ、どの情報を自分の世界に活かすのかを決めて、自分を信じること。
嘘に振り回されることに慣れてしまった人にどうか届きますように。